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2023-12-19

センターボードの保持システム

先日の県ヨット選手権レースの後、
学生達のスナイプを見る機会がありました。

フリーのセーリングでは、
抵抗になるセンターボードを引き上げますが、
その保持システムは、2つありました。
1つが、センターボードの引っかきをU字フックにかけるタイプ
もう一つが、センターボードののテーパー部分をシートでクリートするタイプ
だと思っていました。

しかし、学生の艇には、
目新しいシステムが付いていました。

Sr2

Sr1

使い方を聞いてから、
「どうして、これを付けたの?」と
尋ねました。
そしたら、
「シートでクリートするタイプは学連ではダメ。」
ということでした。

ネットで調べたら、2つの項目がありました。

・艇が転覆した時に、クルーがヨットの下に潜らずに
ボードを引き出すことができるようなシステムであれば、
どのような保持システムを使用してもよい。
(SCIRAクラスルールより)

・センター解除システムをつけること。
 ※沈した時、潜らなくても手を伸ばせばセンターロック
 を解除できるように。

このボード保持システムを
フリッピングタブレットと言うらしい。
これは、沈して、センターが少し上がると、
ショックコードでロックが外れるようになっています。
上手く考えたものです。

学連では、Uフックにかけるタイプと
シートを使わないボード保持システムの2つだけらしい。

オーシャンの日常使う艇は6艇ですが、
2艇がフック方式で、4艇がシートタイプでした。

オーシャンは学連ではないのですが、

すぐに外れるこのシステムは「いい」と、
予備も含めて、
フリッピングタブレットを5セット注文しました。
年明けに着荷のようです。

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