8・6水害を教訓にして!
台風19号の被害が明らかになるにつれて、
近年、まれに見る大災害になっていることがわかります。
亡くなった方が80人を超え、
床上浸水の家屋は、今も増え続けています。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被害に遭われたみなさんの
お見舞い申し上げます。
私たちは、ただ見ているだけなのですが、
何とかならないかと、
いろいろ考えています。
鹿児島でも、8・6水害が起きました。
甲突川が氾濫して、
郡山町や鹿児島市では、
今回と同じような、浸水が多数起きました。
そこで、
「甲突川の流量が少なかった」との判断で、
それ以後の対策として、
甲突川の改修が行われました。
川底をさらって低くし、
堤防を補強しました。
流量はかなり増えました。
この事を教訓にして、
阿武隈川、千曲川を見てみました。
これ↑は、阿武隈川。
河川敷にと土砂がたい積して、
常時流れる川が狭くなり、川底が上がっています。
当然、流量か少なくなっています。
河川敷は、スポーツや催し物の会場に使われているんでしょう。
これ↑は、千曲川。
堤防と堤防の距離を見ると、かなり広い川ですが、
ここにも、土砂がたい積して、
川の流量が著しく少なくなっています。
堤防補強と、河川敷撤去(流量回復)を同時に進めると、
今回のような堤防を越えるような水害が
ずいぶん減るのではないかと思います。
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